Jungle

Kenya / Washed

ジャングル農園/ケニア/ウォッシュト

 グレープやオレンジのような果実味に、 黒蜜を感じる甘さ、ジューシーな果汁感

-Profile

品 種: SL28、SL34
栽培地: ニェリ地域
標 高: 1,740m
土 壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。
面 積: 51ha
収穫時期: 10月~12月
生産処理:
1 赤く熟したチェリーのみを丁寧に収穫後、更に赤い実のみを手選別
② 水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗
③ アフリカンベッドで天日乾燥(2週間)日中(日差ピーク)及び夜間は黄色シートで覆い、
パーチメントの均一乾燥を行う。その間も欠点豆のハンドピックを行う
④ 脱穀工場でドライミリング後、精製
        
ケニアのコーヒーのほとんどが、周辺に住む小規模農家が近くの水洗工場への持込に対し、ジャングル農園は単一農園なので品質管理がより徹底されコントロールされています。

-Story

ジャングル農園のあるニェリ地域は、その標高の高さと冷涼な気候、肥沃な土地に恵まれていることから、ケニアの他地域よりも果実味溢れる味わいが特色で、日本市場でも人気を博しています。
農園はケニア山麓にあり、中規模で高品質コーヒーに特化した農園です。
地理的にも非常に恵まれた環境下にあります。チャニア川とムリンガト川の2つの河川に挟まれた場所に位置し、クリーンな水洗式コーヒーには欠かせない水源の豊富さも魅力的です。
また、ケニア山の火山灰土壌からは有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含む最適な環境にあります。標高も1740mとケニアの中でも標高の高い場所にあり、昼夜の寒暖の差(10~28℃)がチェリーをゆっくりと成熟させ、甘味の詰まったチェリーが作られます。
農園は、元々1920年代にヨーロッパの入植者によって設立されました。
農園名の『ジャングル』の名の通り、当時は、土着の木々が鬱蒼とした深い森、正にジャングルの中にある農園であったことから命名されました。ヨーロッパ人の農園主が2代に渡り運営し
ていましたが、1974年にケレマラ社(現地キクユ語で「美しい高地」)が運営を引き継ぎ、更なる高品質ケニアコーヒー作りに尽力しています。