Los Naranjos

Colombia / Fully Washed

ロス・ナランホス農園/コロンビア/フリーウォッシュト

金柑やレモネードのような果実味と、バニラのような甘さと香り、シロッピーな質感

-Profile

栽培地: カウカ地域 インザ地区
農園名: ロス・ナランホス農園
農園主: カルロス・トゥヌルバさん
農園面積: 2ha(コーヒー生産面積2ha ) 
品種: ピンクブルボン種
(農園内では他にタビ種とティピカ種も生産)
標高: 1,860m
生産処理: 醗酵層での伝統的醗酵処理、パラボリックでの天日乾燥

-Story

カラベラ社は、コロンビアの高品質コーヒーに特化し、ウィラ、トリマ、カウカ、ナリーニョの各拠点に品質検査室を設け活動している品質志向の輸出業者です。彼らと同じ目標を持った品質志向の農家と長期的視点で関係を構築し、買付を行っております。
彼らとパートナーシップを結ぶ農家は品質志向、ビジネス志向が高く、中には他の農家への技術的指導を行う者もおります。 しかしながらコーヒーの売買(乾燥パーチメント)においては、彼らの定める厳格な基準(歩留り、生豆外観、欠点、水分値、水分活性)を満たさねばなりません。またカッピングによる格付けがあり、最高位のML(マイクロロット)は87点以上のカッピングスコアが基準となり、極僅かの生産者のみが受け取ることが出来ます。今回ご案内するカルロスさんが作ったピンクブルボン種もマイクロロットを獲得した素晴らしいコーヒーです。
ロス・ナランホス農園はカウカ地域の秘境インザ地区に位置する2haの小さな農園です。農園主カルロス・トゥヌルバさんは二代目で、お父さんの時代から30年以上コーヒー生産を行なってきました。
秘境な為、この地域では仲買人にコーヒーを売るのが常でした。カラベラ社と取り組みを始めたことで、高品質コーヒー生産へ移行し、品質に応じた適正価格の取引が実現しました。結果的に生活改善に繋がりました。同農園ではピンクブルボン、ティピカ、タビを栽培しており、ユニークな風味のコーヒーが作られています。ピンクブルボン種は、ピンク色(オレンジ色?)に熟すチェリーから名付けられた品種です。コロンビアの土壌ではその風味特性が存分に発揮されることから、多くの高品質コーヒー生産者が挑戦しています。