Fazenda Granja Sao Francisco

Brazil/ Pulped Natural

グランハ・サンフランシスコ農園/ブラジル/パルプドナチュラル

アーモンドのような香ばしさと、ハーブティーや
レモングラスを思わせる風味、スムースな質感

-Profile

栽培地/ミナス・ジェライス州、スルデミナス地域、
マンチケーラデミナス、カルモデミナス
農園/グランハ・サンフランシスコ (Fazenda Granja Sao Francisco)
農園主/オクタビアーノ・リベイロ・セグリア
標 高/900~1300m
品 種/イエローブルボン
収 穫/5月~10月
生産処理/パルプドナチュラル

-Story

「グランハ・サンフランシスコ」は、ミナス・ジェライス州南部マンチケーラ山脈に属し、高品質コーヒー生産に最適な環境が整っています。マンチケーラ山脈は、サンパウロ州、ミナス・ジェライス州、リオデジャネイロ州にまたがる山脈で、全長約500km、最高峰は標高2798mに達します。
グランハ・サンフランシスコは「マンチケーラデミナス」認定を受けています。2011年にこの地の伝統的コーヒー生産技術や、世界的に知られた固有の風味が、IG(地理的表示※1)に認定されたことを受け始まった認証です。同認証を受ける地域とは、ミナス・ジェライス州南部マンチケーラ山脈に沿って位置し、代々受け継がれたコーヒー生産によって、ブラジルの中でも最も賞に輝いている地域の一つです。常に最高の品質を目指し蓄積したコーヒー生産技術とこの地のテロワールが見事に融合した賜物です。
※1:固有商品の品質や評価が、その地理的原産地に由来する場合に、その商品の原産地を特定する表示、知的財産権のひとつとして保護されています。

グランハ・サンフランシスコ農園は1937年に現在のオーナー・オクタビアーノ氏の祖父により取得されました。祖父はコーヒー輸出業における経験と起業家精神を持ち、それがビジネスにおいて名声を得ることになりました。農園取得後も企業家スピリットとビジネス視点で取り組み、南ミナスにおいて固有の品質を持つコーヒーと認識させるまでになりました。 現オーナーのオクタビアーノ氏が引き継いでからも精力的に経営を行い、生産量を維持する為の樹のカットバックや新しい品種への取り組みを行っています。
オクビアーノ氏は、生産性の向上ではなく、コーヒーの価値に拘り続けています。コカリーベの農業技術サポートもあり、下記の品評会で入賞を果たしております。
2007年 南ミナスの品評会 ナチュラル部門 第3位
2008年及び12年カップオブエクセレンス 第6位入賞
の実績を持ちます。
年間を通じて穏やかで理想的な気候風土だけではなく、乾季と雨季が明瞭で、降雨量も程よく、コーヒー栽培に理想的な環境です。 オーナーおよびその家族は環境保全の意識が高く、マンチキエラ地域の理想的な環境を維持しております。
グランハ・サンフランシスコには12名の従業員がおり、家族と共に農園で生活しております。健康保険や教育の機会が与えられております。収穫期には町からの季節労働者が集まり、手摘みによる収穫を行なっております。