El Limonar

Guatemala/ Fully washed

エル・リモナール農園/グアテマラ/フリーウォッシュト

風味特性は後日紹介いたします

-Profile

品 種 : ブルボン種
栽培地 : ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区
農園名 : エル・リモナール農園 (面積:172エーカー)
区 画 : コメドール地区
農園主 : ロサ・マリア・オバジェ氏
管理者 : 息子 ロジェリオ・アギーレ・オバジェ氏
地 形 : クチュマタン山系に位置する険しい地形
標 高 : 1750~1850m 
年平均気温21℃、相対湿度60%
土 壌 : 石灰岩・粘土質    /雨 量 : 2000㎜ 
収穫時期: 1月から4月
生産処理: 水洗処理方式(FW フーリーウオッシュド)、天日乾燥

-Story

グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。
 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。2011年の品評会上位でも、ラリベルタッド産のコーヒーが上位に入賞しています。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。
 エル・リモナール農園主の息子であるロジェリオ・アギーレ・オバジェさんは、エル・インヘルト農園主であるアルツーロ・アギーレさんの甥で、エル・リモナール農園の管理者です。彼は元々エル・インヘルト農園だったこの土地を譲り受け、1986年に、母であるロサ・マリア・オバジェさんと共にエル・リモナール農園を創業しました。レモンの木が沢山あったことからエル・リモナールと名づけられました。
農園が位置するのはウエウエテナンゴ地区の中でも、最も恵まれた環境にあり、共に高品質コーヒーのトップクラスであるエル・インヘルト農園とラ・ボルサ農園の間に位置します。オバジェ親子は、近年の高品質コーヒー市場の変化と近隣の農園からの影響を受けることで、品質向上のモチベーションを支え、今日まで品質向上に真摯に取り組むことができました。地形もさることながら、インヘルト川や湧き水による豊富な水源によるダブルFW方式(水洗後、綺麗な水に一晩浸漬)により、クリーンで果実味豊かなコーヒーとなっております。創業以来、年々品質を向上させることで、品評会で入賞するほどになり、2013年のCOEでは7位にブルボン種、2014年には15位にムンドノーボ種が入るほどです。 ブルボン種ならではの甘味のあるジューシーな味わいをお楽しみ下さい。