El Alt

Costa Rica/ Yellow Honey

エル・アルト農園/コスタリカ/イエローハニー

レモンやラズベリーのような果実味、
明るくジューシーな口当たりが印象的なコーヒーです

-Profile

品 種 : カトゥーラ
栽培地 : タラス、サンタ・マリア・デ・ドタ
農園名 : エル・アルト農園
農園主 : エンリケ・ナヴァーロ
標 高 : 1920m 
生産処理: イエローハニー

-Story

モンテ・コペイ マイクロミル
2009年よりマイクロミルを開始したモンテ・コペイミル。30年以上のコーヒー生産のキャリアを持つ、エンリケ・ナヴァーロ氏は、2000年代前半は収穫したコーヒーを農協に収めていましたが、まだまだコーヒーへの支払いは芳しくなく、少しずつ生産量を広げながらも、家族を養う事でただただ精一杯だったと言います。そうした中で、子供たちには、勉強に励んでもらい、コーヒー生産以外の夢を持ってもらいたいと、どうにか収益体制を変える事ができないかと2008年にマイクロミルの設立に踏み切りました。しかし、パルピングマシンなどの設備投資やピッカーへの賃金など、マイクロミルが浸透するまでは、銀行からの融資も難しく、初年度の利益のほとんどは手元に残らなかったそうです。

“Passion and Dedication”を合言葉に
そうした中でも、懸命に高品質なコーヒーがもたらす未来を信じ、土壌や生産処理を学び、2012年のCup of Excellenceにて見事に4位に輝きました。その後も2014年のCOE優勝を筆頭に、今ではドタを代表する名門農園の1つに数えられます。

そんな輝かしい実績の中でも、彼らは一切驕ることなく、創業当時から、”Passion and Dedication”(情熱と献身)をポリシーに、感動を与えられるように1年間懸命に農園に向き合っています。

エル・アルト農園
現在、モンテコペイ・マイクロミルでは現在6つの農園を所有しています。いずれも標高1900~2000mの高地の農園となっており、エル・アルト農園も標高1920mに構えています。
 それぞれの農園から少し下った1850mの傾斜地にミルを構え、現在はハウス型のアフリカンベッドやカッピングルームなども構えています。ウェットミルの設備の一部は、大学でエンジニアリングを学んだ息子のエンリケJrが独自に改良を重ね、最良のコーヒーを親子二人三脚で模索しています。
 生産処理においても、新たな取り組みを重ねながらも、その年の条件の中で最適なプロセスを選択したいと、毎年チェリーの熟度や成熟のタイミング、ミューシレージの厚み、気候条件を加味しながら最適なプロセスを選択しています。